やる夫と学ぶホビーパソコンの歴史 番外編 「資料の盆踊り」
/||ミ
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| || ガチャ
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ̄ ̄\ ||
|:::::::::::::::|| ノ ヽ_\ みんな、元気だったかお?
|:::::::::::::::||●) (●) \
|:::::::::::::::|| (_人_) | 「やる夫と学ぶホビーパソコンの歴史」、4ヶ月ぶりの番外編だお。
|:::::::::::::::||___ /
|::::::::::::::(_____ノ´||
|::::::::::::::(_ノ / . . . ||
|:::::::::::::::||/ ||
|:::::::::::::::|| ||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
\ ::::||
\||
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \ この4ヶ月の間も、X68000のデザインを復刻した
(●)(● ) |
(__人__) | パソコンケースの試作品が公開されたり、電波新聞社の季刊誌
'、`⌒ ´ |
{ | 「電子工作マガジン」内に「マイコンベーシックマガジン」の
{ /
ゝ /⌒丶_ コーナーが登場したりと、世の中はいろいろ動いているだろ。
⊆~、__/ l | l゙⌒'i
{三';ゝン __"_ノ| | | | | ただ今回の番外編は、こういう最近の話題というわけではない。
`ーー´ _____l /⌒ ̄` )_| |
ii⌒'./⌒ ̄ /´ ̄ゝゝ、く ̄ ̄ ̄ ̄ |
||. | ィ_| y |. l |
|| | | | |.|. | |
|| |__| |___| | |
|l_(゙___{__(゙__)___|._______|
____
/ \
/ ⌒ ⌒\ そしたら、どんな話なんだお。
/ ( ●) ( ●)ヽ
l ⌒(__人__)⌒ |
\ ` ⌒´ /
/ ヽ
/ ̄ ̄\
_ノ ヽ、_ \ 中の人は、このシリーズの連載を始めるにあたって、いろいろな
(●)(● ) |
(__人___) | 資料を見ていっただろ。その中で、古いパソコンにまつわる資料の中には、
| |
| .| 後の視点で見た場合に、うっかりすると勘違いを起こしそうな点が
ヽ 、 ,イ
/ヽ,ー- ト、 いくつかあることに気がついた。そのためそれらについては、
_, 、 -─ '".:.ヽ:.:.\__ /ノ ト、__
__ ,. ー 、...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.... 特に注意を払いながら調べを進めることになった。
\ r 、 _ \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::'ー、
} }/ ) V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:ゝ/ ./ __ V ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:.:.:.\
}:::::ゝ ソ ,Y i::::::/::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:.:.:.:. \
____
/⌒ ⌒\
/( ―) (―)\ いろいろ苦労してたわけだお。
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |
__( ⌒-ィ⌒ヽ、 /⌒` '⌒ )__
`ー-ゝィソノー‐ヾy_ノー"
/ ̄ ̄ \ -、_
_,ノ ヽ、__ / / ,〉、 もっとも、隅々まで注意が行き届いたかどうかは中の人本人には
(=)(= )/ ´/ /)
(__人_) { , ' ´,/ 判断が難しいし、実際にあとから訂正を入れたところもあるだろ。
'、`⌒ ´ V __, <´
| 〈´/::::Λ ともかく、もしこのシリーズをきっかけに、実際に古いパソコンの資料を
| ヤ::::::::::::::Λ
`ュ`ー─ー V::::::::::::::Λ 探したり読んだりしてみるなら、ここには注意してほしいという点を、
/ム _ , -./V::::::::::::::Λ、
_,. -/:/:::ハ ,/´..::/i:::::::::::::::::::Vヘ 中の人の経験からいくつか紹介しようというのが、今回の番外編だ。
//./.:::/:::l y .::::::/::::i::::::::::::::::::.∨}
j ::::::::>.:::/:::::l ./ .::::::::::::::::i::::::::::::::::::::レ;
i :::r :〈 ::::i::::::::レ .::::::::::::::::::::〉、:::::::::::::::::ノ
_ _ ___
/ ) ) )/ \ /\
{ ⊂)(●) (●) \ じゃあ、さっそく始めるとするお!!
| / ///(__人__)/// \
! ! `Y⌒y'´ |
| l ゙ー ′ ,/
| ヽ ー‐ ィ
| / |
| 〆ヽ/
| ヾ_ノ
────────────────────────────────────────
/ ̄ ̄\
/ ─ ─\ やる夫と学ぶホビーパソコンの歴史
| (●)(●)|
____. .| (__人__) | 番外編
/ \ ` ⌒´ ノ
/ ─ ─\ .} 「資料の盆踊り」
/ (●) (●) \ }
| (__人__) | ノ.ヽ
/ ∩ノ ⊃ /∩ノ ⊃| |
( \ / _ノ | |/ _ノ | |
.\ “ /__| | /__| |
\ /___ //___ /
────────────────────────────────────────
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ さて、さっきのX68000型ケースの話で、シャープの電子書籍ストア
| ( 一)(●)
| (__人__) 「ガラパゴスストア」のリンクを紹介しただろ。このストアでは、
| `⌒´ノ
| ,.<))/´二⊃ シャープが古いパソコン等のカタログを公開していたが、最近になって、
ヽ / / '‐、ニ⊃
ヽ、l ´ヽ〉 NECがそこにカタログを提供する動きが出てきている。
,-/ __人〉
/ ./. / \
| / / i \
|" / | > )
ヽ/ とヽ /
| そ ノ
,、 「l /)
| !,l |//.、
`、 (゙)} ___
l. ィ''´ /⌒ ⌒ \
| | /(⌒) (⌒ ) \ もっといろんな会社から、たくさんのカタログが公開されるとうれしいお。
| |/:::⌒(__人__.)⌒::: \
ヽ | |,┬‐ | |
\.\ `ー ´ /
\ __ ヽ
ヽ (____/
/ ̄ ̄\
/ ⌒ ⌒ \ こういったカタログでは、パソコンの性能がスペック表やさまざまな
| ( ●)(●) |
. | (__人__) | 売り文句で紹介されている。ただ、あくまで一般論としての話だが、
| \_) |
. | } 企業間の競争が激しくなるにつれ、できるだけ高性能であるという
. ヽ }
ヽ ノ アピール効果を狙った表現や数値を使うケースも出てきただろ。
/ く
___
/ \
/ \ , , / \ さすがにウソを書いてるわけじゃないにしても、
/ (●) (●) \
| (__人__) | そういうところには、注意して読む必要があるってわけかお。
\ ` ⌒ ´ ,/
ノ \
/ ̄ ̄\
/ _,.ノ `⌒ 例えばまず、CPUの動作周波数だな。外部から入力されたクロックを分周する、
| ( ●) (●)
| (___人__) つまりクロック周波数の何分の一かが内部の動作周波数となるという仕様の
.| ` ⌒´ノ
| | CPUがあるだろ。FM-8やFM-7、ぴゅう太などのCPUはこのタイプだ。
人、 |
_,/(:::::ヽ、 __ ,_ ノ そしてFM-7のカタログを見ると、外部クロックの周波数が記載されている。
― ''"::::::::::\ ::::::::::::::::::7、_ ______
、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.../´ ヽ、,,,__ノ
:...ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ、 } ̄)
::::::...ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ' 、 ヽ .ノ  ̄
:::::::::...:ヽ;;;;;:::::::::\::::::::::/( r_ノ|
:::::::::::::::....ヽ;;;;;;::::::::::/⌒ヽ::::ヽ、y-ィ´|;;;;|
;;;;::::::::::::::::丿ヽ;;;;/....:::::::;;;;;;;;;;::);;;::::::::::|;;;;|
___
/⌒ ⌒\
(● ) (● ) \ 486DX2とかオーバードライブプロセッサとかの、
. (ニ~`ヽ、 /:::⌒(__人__)⌒::::: \
(((_⊂>ヽ| |r┬-| | ちょうど反対ってわけだお。
. \ \ `ー'´ /
. ゝ-| ヽ
ヽ \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ 「やる夫と学ぶホビーパソコンの歴史」では、機種間の比較を容易に
| ( ●)(●)
| (__人__) するために、スペック表にはわかる範囲でCPU内部の動作周波数を
| ` ⌒´ノ
. | } 記載するようにした。とはいえ、第9話などでPC-8801を取り上げた際に
. ヽ }
ヽ (\ ノ、 触れたように、機種によってはCPUの処理が停止する条件やタイミングがある。
/ \\く} j
| 〈 ̄ ゙ヽ ヽ その点は、さすがにスペック表には書くのが難しいだろ。
| .に }
| (___,ノ
_. -─‐-
/ ─ \
/ / (● ) \ CPUの設計が違えば、同じ周波数でも処理速度が
/ ( ●) 、_) ⊂ヾ、
| (__ノ |E ) コリコリ 違うっていう話だったし、違うパソコンを比較するなら、
ヽ _ノゝ ヽ
>  ̄ ` ノ そのあたりも考える必要があるわけかお。
/ ̄ ̄\
/ _,ノ `⌒ 他に挙げられるのが、フロッピーディスクの記録容量だな。
| .( ●)(●)
| (___人__) 1980年代に入るころまでは、日本ではフロッピーディスクドライブは
| ノ
. .| | まだまだ価格が高く、完全に実用向けの機器と考えられていたこともあって、
. 人、 |
,イ:. ト、ヽ、 __ ,_ ノ 2台組で販売されることが非常に多かった。1台がOSやアプリケーションソフトの
ー -‐ ´:::::::::::::::::::::::::::::7
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く'、 起動用、もう1台はデータ記録用というのが、想定される利用形態だっただろ。
:::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. 、_
::::::::..`、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..`ヽ
::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
____
/⌒ ⌒\
/(⌒) (⌒) \ どうせ高いお金を出さないと買えないんだから、
/ ::⌒(__人__)⌒::: \
| |::::::| ,---、 値段よりは使い勝手重視ってとこかお。
\ `ー' しE |
/ l、E ノ
/ | |
( 丶- 、 ヽ_/
`ー、_ノ
__
/ _ノ\
/. (●), そしてこういった2台組の製品では、仕様として、それぞれの
| (__ノ、)
. | | ドライブに1枚ずつディスクを入れた際の記録容量、つまりディスク2枚分を
. ヽ |
ヽ ノ 記載するということが少なくなかった。この場合でも、スペック表では
ヽ (
> ヘ ドライブ1台あたりの数値を2倍していることを注記していたりするが、
| |
| | 広告などでスペースに限りがあると、その注記が抜ける場合があっただろ。
____
/⌒ ⌒\
(ヽ /( ●) (●)\ /) ひとつの資料だけだと、
(((i ):::::: ⌒(__人__)⌒::::\ ( i)))
/∠ | |r┬-| |_ゝ\ そこらへんに気付かないかもしれないわけだお。
(___ `ー'´ ____ )
| /
| /
| r /
ヽ ヽ/
>__ノ;:::......
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ またフロッピーディスクについては、アンフォーマット容量と
| ( ●)(●)
. | (__人__) フォーマット後の容量の違いにも注意が必要だろ。フロッピーディスクは、
| ` ⌒´ノ
. l^l^ln } 磁気ヘッドが直径方向に動いて同心円状にデータを記録するものだが、
. ヽ L }
ゝ ノ ノ この同心円状の記録領域をトラックと呼ぶ。例えば1980年ごろに
/ / \
/ / \ 使われていた5インチのディスクは、片面あたり35~40トラックだった。
. / / -一'''''''ー-、.
人__ノ (⌒_(⌒)⌒)⌒))
___
/ー ー \ /'⌒ヽ
(● ) (● ) \ ./ ヘ ヽ 陸上競技のトラックと、
/ (__人__) \ / ヽ ヽ_
| `⌒ ´ | | \___〉 おんなじような感じかお。
ヽ /⌒i /. │
\/. ,r'._ ,,r'⌒ \ |
/ //ー\| \ .| __
i ^ /. (, ,| | ,r'゛
ゝ、__,〆 . ヽ i.._、,r' ヽ,/ |
\. |\ ゙i |
\ ヽ \._、,/
\ ゙ヽ
ヽ ^ゝ
\_|
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、_ \ そしてごく一部の例外を除くと、単位時間あたりのディスクの回転数と、
.| ( ●)(<) |
| (__人__) │ データの転送速度は、トラックが外周か内周かには関係なく一定だろ。
.| `⌒ ´ |
| | このため、単位時間あたりのデータ転送量をディスクの回転数で割ると、
ヽ /
ヽ / 1トラックあたりの理論上のデータ量がわかる。これに、ディスク1枚あたりの
〉-r:::┬〈、
/Λ 〉.:〈 7//\ トラック数をかけて得られるのが、アンフォーマット容量と呼ばれるものだ。
////V::::::V/////\
./////∧::://///////}
/////// ∨/////////{
____
/^ ⌒ \
(へ) (へ ) \ 理論上のってことは、実際にはそこまでの容量はないわけかお。
/⌒(__人_)⌒:::::: \
| ヽvwwノ |
\ `'ー' /
/ ̄ ̄ ̄ヽ
/ ヽ その通りだ。トラック単位でデータを記録するのは、あまりに大ざっぱで
| _,ノ ヽ、_ |
| (●)(●) | 効率が悪いので、通常は256バイトとか512バイトなどの容量でトラックを
| (__人__) |
ヽ. ノ 細分化した「セクター」を単位として記録している。フォーマット後の容量は、
.> く
/ ヽ カリカリ 1セクターのデータ量に1トラックあたりのセクター数をかけ、これに
_/((┃))____i |
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄(,_,ノ \ ディスク1枚あたりのトラック数をかけて得られる数値だろ。
/ /_______ヽ.. \
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____
r、/ ⌒ ⌒ \
|.l1 (● ) (● )ヽ ディスク1枚あたりのトラック数は変わらないっぽいから、
.|^ ) (__人__) |
.ノ ソ、_ ヽノ _/ ̄`! 1セクターのデータ量×セクター数の数字と、
/ イ イ7 _/
{__/\ ヽ { 1トラックあたりの理論上のデータ量の差が問題ってわけかお。
/ ̄ ̄\
/ __ノ ヽ うむ。ディスクの回転ムラなどを考慮して、セクターとセクターの間は
| ( ●) )
.| (__人) ある程度余裕を持たせなければならない。またほとんどのフロッピーディスクは、
| rつ
.| ((三) トラック1周の先頭は物理的に検出する一方、各セクターの開始位置は
ヽ ( <
ヽ /∧ ∨ 記録内容から判別するようになっている。この判別に必要なデータを、
∠ /⌒ ∧ ヽ
( \ / / ___) トラックの中にあらかじめ仕込んでおかなければならないだろ。
|\ '' /|
| \_/ |
____
/_ノ ヽ_\
/(● )(● )\ けっこう細かい約束があるもんだお。
/ :::::⌒(__人__)⌒::::::\
| ) ) |
\ `ー' /
/ ̄ ̄\
/ノ ヽ、_ \ PC-8800シリーズやX1、FM-7などの5インチ両面倍密度の
. ( ●)( ●) |
|(人__) | フロッピーディスクは、よく「320キロバイト」と呼ばれていたが、
| ⌒ ´ |
. | | これはフォーマット後の容量で、アンフォーマット容量では
. ヽ /
ヽ / 500キロバイトとなる。ユーザーから見ると、アンフォーマット容量の
,t:.ヤ、..::::<
|i::レ´::::::::.| 6割から7割程度しか、データの記録には使えないというわけだろ。
i´.:::::::::::::::|
/ ̄ ̄ ̄\
../ _, 、_. \ そりゃまたずいぶん差があるお。
/ (● ) (● ) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
〆~\ /ヽ
/:::;;;、:::::::i::ヽ`介´/::::i::::::::::ヽ
<:::::::::::<|:::::::l::::ヽ| | i::::::7;;;;;;:l::::}
. \::::::::\:::::\;;;i,,/:/:::::::::i:::::{
(⊃ ̄ ̄\
(⊃ _ノ \ 部品としてのフロッピーディスクドライブのスペック表には、アンフォーマット容量が
(⊃ ( ●)(●)
| (__人__) 記載される。一方パソコン本体や周辺機器のカタログでは、アンフォーマット
| ` ⌒´ノ
| } \ 容量での記載は主流ではないが、5インチや3.5インチの両面倍密度倍トラックの
/ヽ } \
/ ヽ、____ノ ) ドライブは、アンフォーマット容量が1,000キロバイトのため、これを使用した
/ . | _/
| / ̄ ̄(_) 機種の中には、1メガバイトのドライブを採用と宣伝したものもあるだろ。
\ \ /| JJJ (
\ / /⊂_)
___
/(●)^ ヽ\
/ (_ (●) \ 「メガ」っていう言葉のすごそうな感じを利用したかったわけだお。
/ Y ヾ__)⌒::: ヾ
i ヾ⌒ノ ノ
\ ー /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \ さて、5インチよりもサイズの小さなディスクは、さらに別の注意点がある。
| ( ●))
. | (__ノ_) まず3インチのフロッピーディスクについてだが、片面仕様のドライブでは、
| `⌒ノ
. | } ディスクを裏返して使用できる仕組みになっているということを、
. ヽ }
ヽ ノ 第10話で説明しただろ。このため片面ドライブでも、ドライブ1台あたりの
.> <
| | 記録容量として、両面分にあたる数値が記載されていることがある。
| |
____
/ノ ヽ、_\
(●) (● ) \ 中の人も、ソードのM5用のディスクドライブの仕様を間違えて、
/⌒(__人__)⌒::::::::\
| |r┬-| | 訂正を出してたお。
\ `ー'´ /
⊂⌒ヽ 〉 <´/⌒つ
\ ヽ ヽ /
\_,,ノ| 、_ノ
____ ミ
/ ~\
/ ノ (●)\ 一方3.5インチのフロッピーディスクは、ソニーが最初に開発した時点で、
| (./) ⌒)ヽ
\ (__ノ,.<))/;、 ディスクの仕様が片面あたり70トラックになっていただろ。
\ / / '‐、>
`\__l ´ヽ〉 このため、SMC-70用のフロッピーディスクなど初期のものは、
,ノヽ、ノ __人〉
, /'"|::::_/ヽ. /:::::ヅ!:゙、-、_ 5インチのディスクで言うと片面倍密度倍トラックに相当するにも
''":::::::::::/´∨/`ー'〉 7:..ヽヽ:.:|:::::゙'ー、
::::::::::::y′.: ',ゝ、_/::\:.:.:| |.イ:::::::::|:::! かかわらず、倍トラックという表現がされていない場合がある。
::::::::/: ://: : : :|::::::::ヽ::|/:i::::::::::::i::|
____
/ \
/ ─ ─ \ うーん、これは確かにまぎらわしいお。
/ -=・=- -=・=- \
| (__人__) U |
\ ` ⌒´ /
/ ̄ ̄\
/ ノ \ \ さてここまでは、主にカタログに出てくるような仕様にまつわる部分の
| (●)(●) |
| (__人__) | 話だったが、次は、カタログには現れにくい部分についての注意点を
.| ` ⌒´ .}
.| .} 紹介することにしよう。まずは、パソコンの「発売日」についてだろ。
ヽ . }
___._,r、 Yヽ ノトj そもそも、中の人がこの「やる夫と学ぶホビーパソコンの歴史」を書いた
/`ヽ_j'、_ノ ̄l!'´ヾ- 、_`_¨ 」、
∧ ,ノ Yヽ l ヽ 7ヽ~ヘヽ.、 きっかけのひとつは、いくつかの機種の発売日を調べたことだった。
/-'´「 ヽ ヽj_. l ト、 /〃ハ | ヽ `ヾ 、_
r'´, イ ヽ、 `,__,ィ、__)| l ヾヽ∧'〃ノ゙ヽl ヽ ヽj`ヽ
/ '´ ト、 Yrイ ∧l ', ヽ Tヘ', l _..ノ l j ',
,′ .}、二ィ } / l ヽ ', |、、ヘ. | \ / }. ヘ
i トz'_ノ,イ | ',. ', l、ヽヘ | | j/ l
____
/ \
/ ─ ─ \ でも、Windows95とかがブームになった頃ならともかく、それより前の時代に、
/ (●) (●) \
| (__人__) | 発売日に全国一斉にパソコンが買えたかどうかは、はっきりしなさそうだお。
\ ` ⌒´ ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ / r─--⊃、 |
| ヽ,.イ `二ニニうヽ. |
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \ 確かに、厳密に何月何日というのは、多くの場合は書類上や記録上の
(―)(― ) |
(__人__) | 建前になってしまうから、一部の例外を除いて、トリビア以上の意味は
(`⌒ ´ |
.l^l^ln | 薄いかもしれない。しかし出来事の前後関係を整理するうえでは、
.ヽ L ノ
ゝ ノ ノ せめて何年何月というあたりまでは、明らかにしておきたいところだろ。
/ / ヽ
/ / |
____
/,r ^(●)\
/ (●) _) \ そういうことなら、わからなくはないお。
/ :::⌒(__/ Y ',
l (. ⌒ソ l
\ ー /
/ ̄ ̄\
/ ヽ_ .\ そして、出来事の前後関係の観点から注意が必要なのは、発売日の意味が
( ●)( ●) |
(__人__) | 場合によって異なるというところだろ。一般的な話で言うと、消費者が店頭で
l` ⌒´ |
{ | 買って持ち帰る商品では、発売日というと、地方の事情はさておき、おおむね
{ /
_. -: ´Λ _.へ` 、 その日に販売店に行けば買えるという理解でよさそうだ。しかし大型製品や、
r<: : : : /:|: :、  ̄r' \ :\_
/: : :l : : : : : :\`IエL>、 >ヘ::Λ 法人向けの品では、受注を開始する日を発売日とするケースもある。
|: : : ト、: : : : : : : : : : : : : `ー/ : : V |
〈: : : :::: _ -¬--―-、: : く:r 、: : : V }
/: : :_ン´: : : : \ ,___, ィ ): : :`く : : : ヘ|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(ヽ三/) ))
__ ( i)))
/⌒ ⌒\ \
/( ●) (●)\ ) じゃあ、パソコンはどうだったんだお。
./:::::: ⌒(__人__)⌒::::\
| (⌒)|r┬-| |
,┌、-、!.~〈`ー´/ _/
| | | | __ヽ、 /
レレ'、ノ‐´  ̄〉 |
`ー---‐一' ̄
/ ̄ ̄ \
_,ノ ヽ、,_ \ 1980年代までの新聞報道を見た限り、パソコン業界でこのあたりの
(●)(● ) |
(__人___) | 使い方が統一されていたとは言えないだろ。大雑把にまとめると、
'、`⌒ ´ u |
| | 1)「発表日が先行。発売日=出荷開始日」
ヽ 、 イ 2)「発表日=発売日。出荷開始日は後日」
ィヽ-ー ≦ノ7
_, 、 -― ''"....:::::::::::::::::::::::::::ト、 の2パターンのどちらかになるケースが多かったと言える。
/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........--、
丿.:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::: {
r :::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`,::::i
/.:::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::i
/.:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V
____
/⌒ ⌒\
/( >) (<)\ 発表と発売と出荷開始が全部同じ日っていうのは、
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| /| | | | | | そんなに多くなかったわけかお。
\ (、`ー―'´, /
 ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄\
-、 / ヽ、_ \ この中で、2)のパターンが目立ったのが富士通だ。FM-8は1981年5月に
/ / (●)(● ) |
| , (__人__) | 発表され、同時に発売したため、さまざまな文献で「1981年5月発売」と
l | (`⌒ ´ |
┌―} l . { | なっているが、その5月の時点では出荷はされていない。報道を総合すると、
┌‐| lノ 〉 { ノ
「1( ̄ `ヽ / ヽ ノ―┐ ソフトの開発や不具合の検証のために限られた数を販売店に出したのが
.└イ ̄フ { 小 ´ / l
l 〈 ノー- 、 /」、__ム | └i 7月ごろ。一般向けの出荷は、8月末ないし9月に始まったとみられるだろ。
ゝ _ノ /\ / / r┐! l \
| / |' //⌒Vー'| 厂\ \
\ r'´ ,// l / / \ \
. ` <. __/// / / / / /
.. ____
/ ― -\
.. / (●) (●) 8月末に一般向け出荷が始まったとしても、3ヶ月くらい間が開いてるわけかお。
/ (__人__) \
| ` ⌒´ |
. \ /
. ノ \
/´ ヽ
. / ̄ ̄\
/ノ ヽ、_ \ 富士通はFM-7とFM-11も、1982年11月に発表と同時に発売したが、
. (●)(● ) |
. (人__) | この際、出荷は12月、FM-11の一部モデルは翌年1月とも発表している。
|⌒´ |
. | / しかしこれも、出荷がいつかという情報が抜け落ちて、11月発売という
. ヽ /
. ヽ. / 記述だけが文献に残っていることがあるようだろ。
,-‐)__, /⌒l
. /;─ー〉》 /l
. (_ンー‐-,r'´ . |
| |
____
/⌒ ⌒\
/( ―) (―)\ 富士通は、大型コンピューターで実績があるところって話だったお。
/::::::⌒(__人__)⌒:::::\
| | そっちの流儀に合わせたってことなんかお。
\ /
. _______
/ \,-、__
/_,ノ `⌒ ヽ.,__ ヽ かもしれん。他には東芝が、パソピアの初代機を1981年9月末に発表し、
| (● ) (● ) ,.! ┴-'、
| (___人___) 〉-‐‐´ l 10月初頭に発売していて、この際新聞に全面広告を出すほどの
.| u 〉--‐´ l
| iヽソ l 大がかりな宣伝を行ったが、出荷開始は翌年1月だっただろ。
Λ ∧`;" '、
__,. ィ仏 ___、___ ィ_ノヘヽ、 _,.‐ー、_
_,. -= ''' .:::::::}:::::::::::::::::::::::/::::::::>´..:::::::.. ヽ`.、
ノ´ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 :::::::::::::::...\::ヽ
/ ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ::::::::::::::::::.. ヽ:}
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\ 発売されたって、ユーザーの手に渡らなきゃ、絵に描いた餅だお。
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-| | 発売日と同じかそれ以上に、出荷時期にも要注目ってわけだお。
\____`ー'´____/
(( ( つ ヽ、
〉 とノ ) ))
(__ノ^(_)
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \ もっとも第7話で触れたPC-8801のように、発売・出荷を開始したものの、
(●)(● ) |
(__人__) | 部品の供給不足でしばらく出荷数が限られたなんていうケースもある。
( |
. { | そういう動向にも、注意を払う必要があるにはあるだろ。
⊂ ヽ∩ く
| '、_ \ / )
| |_\ “ ./
ヽ、 __\_/
____
/⌒ ⌒\
/( ―) (―)\ まあ、それが問題になるのは人気機種の証拠っていう気もするお。
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |++++| 」_ キラッ |
\ `ー''´ l /
/ ̄ ̄\
/ 〉 _ノ ヽ、_ \ さてもうひとつ、発売日とはまた違った意味で面倒なのが、パソコンが
/ /' ( ―)(― ) |
./ //〉 (__人__) │ 何台販売されたか、何台出荷されたかという情報だ。というのも、
.l ´ イ| `⌒ ´ |
.l iY | これは何かと他と比較され、また興味を引きやすい話題のせいか、
./ ハ ! /
./ / ' ヽ / 関係者の話でも、誇張されていることが少なくないためだろ。
l / .〉-r:::┬〈、
__「 ー‐1 ./Λ 〉.:〈 7//\
i//7777|/////V::::::V/////\
|//////|//////∧::://///////}
|//////| ///////∨/////////{
____
/⌒ ⌒\ ホジホジ
/( ●) (●)\ 時間が経ってからの話だと、わざとじゃなくても、別の数字と
/::::::⌒(__人__)⌒:::::\
| mj |ー'´ | ごっちゃになって勘違いをしたままになってるなんてのもありそうだお。
\ 〈__ノ /
ノ ノ
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \ 例えば、さっき話題に出た、1982年発売のソードのM5についてだ。2000年に
(●)(● ) |
(__人__) | 刊行の滝田誠一郎氏の著書「ゲーム大国ニッポン 神々の興亡」に、ソードの
(`⌒ ´ |
. { | 創業者の椎名堯慶氏にM5についてインタビューしたくだりがある。そこでは、
{ ノ
ヽ ノ 「ものすごく売れました。初年度で10万台売った。コンピュータが年間10万台
ノ7i:7、/]ヽ
/.:i..:::ソ/.::.ヽ 売れるなんて、それこそ当時は誰も思っていなかった」と語られているだろ。
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ ファミコンより前の発売ってことを考えたら、なかなか景気のいい話だお。
/ (●) (<) \
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/_∩ ー‐ \
(____) |、 \
/ ̄ ̄\
⌒´ ヽ、,_ \ ところがだ。1983年10月、ソードがM5発売から丸1年後に、後継機である
(●)(●.) |
(_人___) | M5プロとM5ジュニアを発表したときには、M5のそれまでの出荷台数は
'、 │
} { 3万台と報道されているだろ。発行元が異なる複数の媒体で同じ数字が
!、______ .ィ-ート、
V/:::::::::::::::::ヽ 出ているので、プレスリリースにそのように記載されていると見るのが妥当だ。
{::::::::::::::::::::::::::::::.、
/ー-:::::::::::::::::::::::::::::::,
「r'、 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
} r'、 ヘ、 /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i
i/ ム、} .{ i:::::::::::::::::::::::::V:::::::::::::::::::::: |
{ い、{ Y::::::::::::::::\::::V:::::::::::::::::::: |
\ ヽ {|V.::::::::::::::: \V:::::::::::::::::: |
\ ノ|:.V.::::::::::::::::::::::〉.:::::::::::::::::|
_____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 10万台と3万台じゃ、誤差というには相当違うお。
/ ( ●) (● ) \
| (__人__) | でもM5って、タカラに「ゲームパソコン」って名前でOEM供給
\ 凵 /
/ \ されたんじゃなかったかお。そっちを足したらどうなるんだお。
/ ̄ ̄\
/ ノ ヽ、.\ 第10話で少し触れたが、1983年3月末時点での日経新聞の
| (●)(●) |
| (__人__) | 調査では、M5が22,000台、ゲームパソコンが12,000台となっていた。
___|__`⌒ ´ |
, --'、 / 丿 この数字から、10月までのタカラの販売分を推測してみると、
/ ⌒ ). / <
,′ ノ / /三三三三丑 15,000台を超えたかどうか、よくて2万台というところだろ。
l T´ ..___/ // r'´ ̄ヽ
ヽ ノ ./丶 // (  ̄ l 両方あわせても、椎名氏の言う10万台とはまだ相当開きがある。
`'ー'´ | //_____/ _.ノ
___
/ \
/ _ノ '' 'ー \ そうなんかお。
/ (●) (●) \
| (__人__) | 海外モデルはないんかお。
\ ` ⌒´ /
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、.\ 欧州などに出荷していたのは確かで、その分とタカラの分をあわせて
| (●)(●) .|
! (__人__) | 約10万台だったという可能性もなくはない。ただ広告に有名タレントを
, っ `⌒´ |
/ ミ) / 起用するなど、欧州での主戦場だったイギリスでも、販売開始は1983年の
./ ノゝ /
i レ'´ ヽ 中ごろからで、しかもあまり販売が好調とは言えなかったようだろ。
| |/| | |
____
/ \
. / \ 日本での発売から丸1年のときに、イギリスでは販売期間が
. / /) ノ ' ヽ、 \
| / .イ '(ー) (ー) u| 半年くらいってことかお。他の国も同じくらいの期間だったとすると、
. /,'才.ミ). (__人__) /
. | ≧シ' ` ⌒´ \ その間に5万台近く売ったかどうかは、なかなか微妙そうだお。
/\ ヽ ヽ
/ ̄ ̄\
/ _ノ .ヽ、\ 「ゲーム大国ニッポン 神々の興亡」は、日本のビデオゲームに関わった
| (●)(●) |
. | (__人__) .| 多数の人々にインタビューを行っていて、それ自体は意義深いものだ。
| ` ⌒´ ノ
. r─一'´ ̄`<ヽ } しかしそこに記されている関係者の発言を、すんなりそのまま受け取って
. `ー‐ァ , ) , -'~⌒ヽ、
ノ {. ,ヘ ,l. ゝ、_ .'ヽ). よいかどうかは、また別の問題になるというわけだろ。
. /, 、 _ /. | . ', . .. .ヽ、
(/ / // / / ...| ...|\..\\ \_)
/ // / / . . \_\_)、_)
ー' {_/ノ ."´
___
/ \
/ \ , , /\ 他の資料と、いろいろ突き合わせることも必要ってわけだお。
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ `_⌒_´___ __
. /´ ⌒` ̄ , ´ `ヽ
| _゙___、ィ`_,ルリ
| イ´ ̄ l ^_ '
. | |´ヾ`i
/ ̄ ̄ \
⌒ `'⌒ \ 今回は、こんなところだな。
|(⌒.) (⌒ ) |
|(__人___) | また、中の人が番外編を思いついたら、お会いすることもあるだろ。
| |
i |
ヽ 、 . {
-≦'ト、ーー- ´ ハ、
/: : : : √ヽ、∠´//. :ゝ、
/i : : : : /「::::/\ /. : : : : : : :.>、
iV: : : :/ /:::/ /. : : : : : : : : : : : .\
i.| : : ,' /:::::,' .:´. : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ .____
| ( ⌒)(⌒)/⌒ ⌒\ それじゃ、次の機会までバイバイだお!
. | (__人__) .(●) ( ●)\
| ` ⌒ノ ⌒(__人__)⌒:::::\
. ヽ } . |r┬-| . |
.ゝ_,. ノ____`ー'´___./
-(___.)-(__)___.)─(___)─
やる夫と学ぶホビーパソコンの歴史
番外編
「資料の盆踊り」 おわり
.
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